とても重要な健康診断
犬や猫は人間と違い、具合の悪さを言葉にすることができません。そのため、定期的な健康診断によってトラブルを事前に発見することが重要になってきます。
当院では、品種・性別・病歴・年齢・環境をもとに必要な検査を提案いたします。動物は本能的に自分の具合が悪いことを隠してしまうこともあるので、わずかな徴候も見逃しません。
犬や猫は人間と違い、具合の悪さを言葉にすることができません。そのため、定期的な健康診断によってトラブルを事前に発見することが重要になってきます。
当院では、品種・性別・病歴・年齢・環境をもとに必要な検査を提案いたします。動物は本能的に自分の具合が悪いことを隠してしまうこともあるので、わずかな徴候も見逃しません。
肝機能や腎機能の検査・ホルモン検査など
骨や関節の疾患・お腹の臓器の異常・心臓病など
消化管の動きや異常のチェック・心機能の検査・腫瘍の発見
不整脈の診断
膀胱炎や膀胱結石の診断・糖尿病や腎不全の発見
寄生虫の有無・腸内細菌のバランスチェックなど
涙量検査・眼圧検査など
視神経や網膜にトラブルが起きて、視力を失う可能性のある緑内障。動物の場合は、眼圧=「眼球の圧」の上昇をきっかけとした発症が多くみられます。そのため治療は眼圧を下げて、症状を抑えるのがメインとなります。
僧房弁閉鎖不全症は心臓の弁が変性し、血液が逆流してしまう疾患です。初めは「咳をするようになる」「散歩の際に元気がない」などの徴候が見られます。ひどくなると、失神・肺水腫などを引き起こします。犬種としては高齢のチワワやマルチーズなどに多い傾向があります。
歳を取ると骨が弱くなり、気管の軟骨が潰れてしまうことがあります。これ気管虚脱と呼びます。「ガーガーという特徴的な咳音がある」「苦しそうに呼吸をする」などの症状が特徴です。犬種としては、チワワやポメラニアン多く見られます。
ワンちゃんやネコちゃんの歯周病は年々深刻な問題になっています。歯周病は、お口のなかの歯垢や歯石が原因で歯肉に炎症が起きる疾患です。口臭がひどくなり、ひどいときには抜歯をしなければならないケースもあります。
胆のうで作られて、消化を助けてくれる胆汁。それがドロドロになるのが胆泥症です。胆汁の流れが悪くなると、嘔吐・食欲不振などの症状が出ます。ただ初期段階では症状のないケースが多いので、血液検査と超音波検査で状況を把握していきます。
ネコちゃんに多いのが、腎臓のろ過機能が衰える慢性腎不全です。ろ過が十分行われないと、体に毒素がたまりがちになります。結果として「疲れやすくなる」「水を飲む量が増える」「食事を十分とらない」などの症状が出てきます。完治は難しいため、早期発見・早期治療が重要な疾患です。
文字通り子宮のなかに膿が溜まる病気です。細菌感染によって発症し、子宮が破れたり、腹膜炎を引き起こしたりします。避妊手術によって発症リスクを減らせるほか、早期発見・早期治療により完治が期待できます。
去勢手術を行っていないと発症リスクが高まります。前立腺が大きくなることで、血尿が出たり、スムーズに便の排出ができなかったりします。レントゲンや超音波検査で診断可能です。
脳内の神経回路の問題で発症する疾患が「てんかん」です。脳に問題があることから、繰り返し起こります。抗てんかん薬を利用して経過観察を行うのが基本的な治療です。
歳を取ると、皮膚や各臓器(消化管や肺)などに腫瘍が発生するリスクが高まります。体表に出来るものは触診によって、各臓器に生じた腫瘍は超音波検査などでチェックしていきます。避妊手術によって、発症リスクが下がるのが特徴です。