• 072-720-2211

    診療時間/10:00~13:00 16:00~19:00
    休診日/火曜・祝日・日曜午後

一般診療

ペットがいつまでも
健やかに過ごせるように

当院では、内科・外科の総合診療を行っております。
近年、ペットたちの寿命も長くなってきており、その分、心臓病や癌といった病気になってしまうことも増えてきています。
ペットがかかる病気の中には、なかなか完治に至らず、生涯にわたって付き合っていかねばならないものもあります。
飼い主様、そしてペット自身の不安を少しでも和らげていけるように、病気についてのことや、今後どのように治療を進めていくかを、しっかりご説明いたします。
また、ちょっとしたことでも気軽にご質問いただけるような動物病院でありたいと常に願っています。

内科診療

以下のような症状が見られる場合は、内科の受診をおすすめいたします。

  • 食欲がない・なんとなく元気がない
  • やたら水を飲むようになった
  • 皮膚が赤くなっている・かゆそうにしている
  • 苦しそうに呼吸をしている
  • 下痢や便秘をしている・ときどき食べたものを戻してしまう
  • 血尿が出たり頻尿もしくは尿が出づらくなっている
  • 発作を起こしたり荒っぽい性格になった
  • 足を引きずっている

ワンちゃんやネコちゃんの様子がいつもと違う時、どの臓器に原因があるのかを見極め、食事改善や投薬をメインに治療を進めていくのが内科診療です。
人の医療の場合、内科は消化器内科・循環器内科などの専門科に分かれています。一般内科といえば、それらの診療科目以外をカバーする意味合いが強く出ています。
しかし、獣医療における内科は、総合的な観点から症状を分析するのが特徴です。ペットは自らの症状を訴えることができないため、ありとあらゆる可能性を検討し、治療方針を決めていきます。

内科診療の流れ

  • Step01
    問診

    「なんだか元気がない」「急に吐いてしまった」などの徴候があればすぐにご相談ください。「いつから症状があるか」「どのような状態か」など飼い主様にお伺いするところから始まります。獣医療においては、どんな些細なことも治療の鍵となるため、気になることがあれば何でもお話しください。

  • Step02
    身体検査

    まずは体重・体温・心拍数といった一般的な検査を行います。その後、飼い主様からヒアリングした内容をもとに、「見る・聴く・触る」といった五感を重視して、詳しい検査を行っていきます。具体的には、目や皮膚の状態確認、腹部触診、呼吸が正常かどうか、肺音の乱れはないかなどです。さらに骨や神経の様子などもチェックしていきます。

  • Step03
    臨床検査

    問診と身体検査後、何らかの症状が疑われる場合は臨床検査に移行します。血液検査・尿検査・レントゲン検査・エコー検査などを組み合わせて、病気を詳しく診断。また基本的な診断は当院でも可能ですが、より専門的な検査が必要な場合、迅速に二次診療施設を紹介いたします。

  • Step04
    診断と治療のご説明

    問診・身体検査・臨床検査から現状を総合的に分析し、投薬治療、外科手術、経過観察など考えられる複数の選択肢をご提案。飼い主様とペットにとって最適な治療計画を一緒に相談しながら決めていきます。

  • Step05
    治療

    ワンちゃんやネコちゃんの状態、さらに飼い主様のご希望に合わせて、入院治療・自宅療養のどちらかを選択します。
    入院の場合は投薬治療・静脈点滴などを行いながら定期的な検査。数値が安定したら治療が完了です。自宅療養の場合は処方した内服薬を飲んでいただき経過観察。定期的に来院し、その都度検査を行って状況を確認いたします。

外科診療

当院では外科手術に力を入れております。
現在の研究では様々な「痛み」がストレスとなって、術後の早期回復を阻んでいることが明らかになってきました。そのため、当院では鎮痛薬や局所麻酔法を組み合わせることで、「ペットに優しい外科手術」を心がけています。「痛み」を弱めつつ、全身麻酔の量も減らせるため、手術中のリスクも最小限に抑えることも期待できます。

外科手術の流れ

  • Step01
    外科で適応可能かの診断

    特定の疾患に対して、内科で対応すべきか、外科手術のほうが妥当なのかは慎重な判断が必要です。外科は治療法の一つであり、無理に手術を行うほうがかえってリスクとなるケースも考えられます。
    たとえば、腫瘍性疾患が他臓器に転移していた場合、手術で疾患部位を除去しても、完全には回復しないケースもよく見受けられます。
    その際は、専門の病院を紹介したり、緩和目的で手術を実施したり、投薬治療をしたりと様々な選択肢を提案いたします。飼い主様とペットのため、何が一番良い選択かを一緒に考えていくのが当院のスタンスです。

  • Step02
    ペットの状態の把握

    外科手術をする際に必要となる麻酔。獣医療においては、手術を安全に進めるため、全身麻酔をするケースが数多くあります。
    ただ、全身麻酔は100%安全とは限りません。様々なリスクもあるため、必ず検査をして、適用可能かどうかを丁寧に確認。病歴・健康状態・犬種などを総合的に判断し、安心・安全な手術を行っていきます。

  • Step03
    手術

    最新の設備を導入し、スピーディーで確実な外科手術を心がけています。小さく切開すればするほど、ワンちゃんやネコちゃんの苦痛が軽減し、術後の回復も良好です。手術に際して積極的に痛みのコントロールを行い、各種治療に対応しています。

  • Step04
    手術後の管理

    術後の栄養管理と疼痛管理を適切に実施すれば、より回復は早まります。そのため当院では、術後の健康管理にも気を配っているのが特徴です。療法食に栄養チューブを組み合わせた食事管理に加えて、様々な鎮痛薬を用いてリスクのない範囲で痛みをコントロール。元気で明るい生活を送れるよう、万全の体制で外科治療を行っていきます。

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